お金持ちの家には、なぜ物が少ないのか

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ボクが子供の頃、家は貧しく「物」でいっぱいだった。
2DKのせまい団地に、5人家族での生活。
言葉どおり「足の踏み場もない」なかで、物を避けながら暮らしていた。
一方で、金持ちの家は、キレイに片付いている。
大きな一戸建てに、少ない家具と、生活用品、そして何もない広い空間がある。
もちろん家のサイズも違うけど、物が少ない。
この違いは、どこから来るの?
お金持ちは、どのような思考で、整理整頓された家に住んでいるのか?
どうすれば、憧れの生活感のない部屋を作れるのか?
今日は「お金持ちの家に、物が少ない理由」について考えてみよう。

広い空間のある、生活感のない家にするには?


・お金持ちは必要なものしか買わない
お金持ちは「買えるから買う」と考えない。
高くても安くても、必要なものだけを買う。
大事なのは、値段じゃなく、本当に欲しいかどうか。
だから不要なものは捨てるし、そもそも買わない。
家の中には、必要なものしか残らない。


​・お金持ちは、店を「倉庫」と考えている
お金があれば、いつでも必要なものを買える。
それならば、店を倉庫がわりにして、必要なときにデリバリーすれば効率が良い。
そして使わなくなった物は、すぐに処分する。
いまは、ネットで注文すれば、翌日に商品を配達してくれる。
わざわざ、家に物を置く必要はないのだ。


​・お金持ちは「空間」の値段を知っている​
物を置くスペースには、コストがかかってる。
しかも、固定資産税家賃・ローンといった「毎月の固定費」。
かなりの金額になる。
たとえば、50㎡で、ローン(家賃)が月に8万円の家なら
タタミ1畳あたり、毎月3,000円のお金がかかる
使っていない自転車・マッサージ機・物が置きっぱなしで座れないソファ、テーブル
そのひとつひとつを保管するために、毎年36,000円のムダな支出ができる
不要なものを家の中に置くのは、お金を捨てているのと変わらない。


​・物をなくせば時間がふえる​
物があれば「時間」を使う。
「テレビ」を視る
「ゲーム機」であそぶ
「洋服」を選ぶ
量が増えれば探す・片付けるにも時間がかかる。
物がなくなれば、それだけ時間が増える。
お金持ちは、物を買うお金よりも時間を惜しんでいる。


お金持ちの思考に気づいてから、使わないものはすぐに捨てるようになった。
必要なときに、また買うだけだ。
いまでは、すっかり片付いて、憧れた「生活感のない家」になった。
(リフォームの工具は増えているけど・・・)
何が自分のお金や時間を、本当に増やしてくれるものなのか
きちんと考えれば、豊かな生活が手に入るかもしれない。

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