「ボク、お酒が飲めないので・・・」
そう言って、飲み会や忘年会で、ソフトドリンクを飲んでる人いるよね。
彼らは本当に「飲めない」の?
じつは「飲めるけど飲まない」人が多い。
ただ、理由を説明するのが面倒で「飲めない」と言ってるだけ。
内閣府のデータによると、平成15〜26年までの間に
男性の飲酒率は、43%から35%に減少している。
すでに3人中2人は、「飲まない人」だ。
じゃ、どうしてみんなが、お酒をやめているのか
その理由を解説しよう。
★酒は健康に悪い
「酒は百薬の長」
なんて言われているけど、まぁウソだよね。
誰もがなんとなく気づいているはず。
「少量なら体に良い」と本気で思っている人もいるけど勘違いだ。
そんな事実が、証明されているデータはない。
どんな統計でも、「寿命が長い」「病気になりにくい」のは飲酒量0杯だ。
依存性があって、肝臓に負担をかけて、脳を麻痺させる。
こんなものを体に入れて、良いわけがない。
「体によい」はウソ!
★時間がムダになる
酔っ払うと、脳のはたらきが鈍くなる。
百歩ゆずって、飲んでる間は良いかもしれない。
本人は、楽しいだろうから。
でもその後も、しばらく酔いは続く。
その間は、本を読んでも頭に入らない。
勉強もできないし、体の動きもニブくなる。
二日酔いなら、翌日の時間までムダにすることになる。
こんなに、時間をムダにする行為はない。
なによりも大事な、命の時間を削ってまで、酒を飲みたいだろうか?
知識を操る超読書術[本/雑誌] / DaiGo/著
★脳の働きが鈍る
われわれ投資家は、頭を使ってお金を稼ぐ。
脳みそ麻痺させちゃ、ダメだよね・・・
みなさん普段から、お金もうけのことばっかり考えているのでしょ?
(ボクは少なくとも、そう)
脳を麻痺させていると、その分アイディアを得るチャンスが減ることになる。
★失言をする
一度、他人に対して口にした言葉は取り消せない。
だから、大事な関係の人と話す時は、言葉に気をつけながら話す。
酒を飲んで言語能力が低下するのは、皆さん体験済みだろう。
話す言葉だけじゃない。
例えば、家で酒を飲んでいる時に、メールの返信をする時だってある。
メールも一度送ったら、取り消すことはできない。
たった一言で、大金を失うこともある。
お金ならまだいい、「信用」だって失うことがある。
事業家は信用を失うと、やり直しがきかない。
もしそれでも酒を飲みたいなら、絶対に誰とも会話もメールもしない環境を用意して、
たった1人きりで、飲むべき。
★他人に迷惑をかける
タバコの煙と同じで、酒を飲むと周りに迷惑がかかる。
内容は想像がつくと思うので、書かないけど・・・
不動産投資家は、人間関係で成り立つ仕事。
周囲に迷惑をかけていると、気づかないところで損失が出ているかも。
★お金のムダ
投資家にとって、酒は最初に削減すべき「浪費」。
「浪費」に、貴重な資産を投入していたら「貧乏になる」って、いろんな本に書いてある。
酒にお金を使って良いのは、相手に「飲ませる」場合だけ。
ボクもお土産には、酒を持っていくこともある。
それでも、自分では絶対に飲まない。
接待で一緒に店に行くなら、自分が運転手役になって、送迎をしてあげた方が喜ばれるし。
依存性のあるものにお金を使うことは、お金をコントロールできていないということでもある。
★チャンスを逃す
お酒のんでる時に、突然、業者から物件案内の電話が来たら?
もし銀行の担当者から、電話が来たら?
不動産投資家は、関わる人が多いので、突然のチャンスもある。
すぐ物件を見に行きたいけど、お酒を飲んだから運転ができなくて身動きが取れないこともあるかも。
どんな時でも、最善の手が打てるように、備えておいた方がいいよね。
★周囲の人のレベルが上がらない
お酒を飲むのは、たいていが夜だよね。
夜おそい人は、朝もおそくなる。
以前の記事で書いたけど、早起きの人は、そうでない人とレベルが違う。
自分のレベルを上げたいなら、夜に酒など飲まず、早寝早起きをしよう。
★人生を踏み外すことがある
職場の同僚が、ある日から音信不通となり騒ぎになった。
後でわかったのだが、居酒屋で暴力事件を起こし、拘留場にいた。
ふだんは悪い人ではないのに・・・
酒は、冷静な判断力をにぶらせ、とるべきでない行動をさせる。
不動産投資家が、もし逮捕されるようなことになったら致命傷だよね。
融資が出なくなるだけでなく、一括返済を求められることだってあり得る。
こんなことで人生を踏み外すのは、もったいないよね。
まだ世の中の多くは、お酒を飲むのが「普通」と思ってる。
でも、禁酒の時代は近い将来やってくる。
ちょうどいまの「禁煙」と、同じようにね。
いまならまだ、時代を先取りできるタイミング。
ブームが始まる前に「禁酒」に挑戦してみてはいかがだろうか。
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