最近のスマホって、ほとんどが防水だよね。
IPX7(水没しても壊れない)は、当たり前。
最近ではIPX8(水中で操作しても壊れない)まで出てきた。
水の中でタッチパネル操作ができるかは謎だけど、水回りで安心して使えるのは心強い。
普通の人ならここで「お風呂でYouTubeが見れる!」って考える。
でもボクは、そんな誰でも思いつくようなことはしない。
浴室にスマホは、絶対に持ち込まない。
なぜならお風呂の時間は、人生を変えるほど大事な『やるべきこと』があるからだ。
・浴室は脳を『暇』にできる場所
お風呂には、ほとんどの人が1人で入っていると思う。
本やテレビもなく、ただ体を洗って温めるだけの時間。
「暇だ・・・」
実は、この『暇(ヒマ)』がすごく大事なのだ。
現代人は、脳を休める時間がほとんどない。
電車やタクシーにもテレビがついて、街中が広告や活字で溢れてる。
さらにスマホの登場で、常にインターネットや動画・ゲームがつきまとう。
朝起きてから寝るまでの時間、活字や映像を見ない時間は無くなってしまった。
でも浴室だけは、唯一なにもない場所だ。
文字もせいぜい『シャンプー』とか『コンディショナー』くらいしかない。
(我が家のボトルは無地なので、それすら無い)
最近のユニットバスは壁にガラや模様も入ってないし、本当に情報が少なく作られてる。
他人から、話しかけられることもない。
浴室には脳に『暇』を作る、最適な環境が用意されている。
・脳は暇なときに『思考』する
脳は暇になると、勝手に『思考』をはじめる。
それまでに吸収した膨大な情報を反芻(はんすう)しながら、残された課題を整理する。
今日1日あったことや、難題に対しての解決策。
別に意識して考える必要もない。
ただリラックスして体を温めているだけで、頭は勝手に回りはじめる。
深く考えず、無意識がいい。
脳の思うがままに、ぼーっと「考え事」をするだけ。
・お風呂では、脳のパフォーマンスが最大化する
熱いお湯で体を温めると、血流が良くなる。
すると、血が巡ることで『脳』の性能がアップする。
シンプルに言うと、お風呂の時間は『知能指数』が上がるのだ。
これまで、空室に困った時や、火事を乗り切った時、難しいリフォームのやり方。
解決策を思いついたのは、ほとんど浴室だ。
『思考に最適な環境』と、『知能指数が最大化した脳』が組み合わさる奇跡の時間。
お風呂では、普段は思いつかない革新的なアイディアも「ポンっ」と無意識に出てくる。
・普段から課題(目標)をセットする。
お風呂での思考の効果を最大化するなら、目標をきめておくべきだ。
ちょっと前に流行った「マインドセット」ってやつだ。
目標を壁に貼ったり、財布に入れておくことで、自分のゴールを頭に染み込ませておく。
そうすることで、浴室での『無意識の思考』が威力を発揮する。
知能指数が最大化した脳が、ゴールまでの最短ルートを勝手に教えてくれるってワケだ。
目標が決まってないと、脳の性能がどれだけ上がっても役に立たない。
『自分がどうなりたいか』を決めておこう。
・風呂で思いついたことは、すぐに実行する。
成功までのプロセスは、
「目標設定」→「情報収集」→「思考」→「行動」
の順で進んでいく。
どんなに画期的なビジネスアイディアを思いついても、行動をしなければ意味がない。
浴室では、高性能に仕上がった脳が、どんどん新しいことを考える。
お風呂から出たら、思いついたことを、すぐに書き留めて行動に移そう。
※「目標・計画・実行」に関する記事は、コチラ
技術の進歩で、人類はたくさんのことが『できる』ようになった。
でも「できる」と「やっていい」は、同じじゃない。
テクノロジーの進化が、人を退化させることもあるのだ。
インターネットは人類を進化させたが、これからはAIが人類を退化させる時代になる。
ではスマホは、人を進化させるのか?それとも退化させるのか?
その分岐点は、浴室に持ち込むかどうかにあるのかもしれない。
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