3年前のクリスマスに、アパートが火事になった。
部屋は、真っ黒コゲ。
石膏ボードの解体費用だけで、200万円かかると言われた・・・
「だったら自分でやったるわー!」
と会社をサボって、DIY解体。
(手伝ってくれた、HAYA氏と妻ナターシャに感謝!)
そこで石膏ボードを切るために「マルチツール」を用意した。
マルチツールで石膏ボードを解体してる、サラリーマン大家
使ってみたら、いろいろと便利。
それ以来、ボロ物件リフォームに欠かせないツールとなった。
本日はBOSCHの最上級マルチツール、GMF50-36のご紹介。
ボクのお気に入り、スーパーマルチな電動工具だ。
BOSCHマルチツール GMF50-36
アパートが火事になった記事は、コチラ
・マルチツールでできること
「丸ノコ」や「ジグソー」は知ってるけど、「マルチツール」ってなに??
パッと見は、「何かを削る道具」っぽい。
でも実はこれ、木材や金属を切断できるんだよね。
先端のギザギザの刃が、細かく左右に振動。
切りたい箇所に押し付けるだけで、カットできる。
「切断」だけじゃない。
先端のブレードを交換すれば、「研磨」や「剥離」もできる、メッチャ便利ツール!
その名のとおり、マルチ(複数)の仕事が1台でできる電動工具だ。
木材や板を切断できる!
・安全な切断工具
マルチツールの最大の特徴は、圧倒的な安全性。
すっごくアタリマエだけど、切断工具は動く刃に触ると怪我する。
丸ノコだったら指が飛ぶし、レシプロソーやジグソーでも肉が裂ける。
その常識を完全にひっくり返したのが、マルチツール。
作業グローブをしてれば、誤って動作中の刃に触れても怪我しない。
(※試す人は、自己責任でね)
切るものを固定して、刃を押し付けなければ切れないようになってる。
だから壁に穴をあけてるとき、奥にぶら下がる電気コードをまちがって切断する事故も起きない。
これ発明した人は、ホント天才。
長時間リフォームしてると、集中力が切れてミスをする。
その「うっかり」で、怪我をするリスクがほとんど無い。
ただし切断した破片や粉が、顔めがけて飛んでくることがある。
作業中は、必ず保護ゴーグルを着けよう。
安全DIY宣言の記事は、コチラ
・取り付けてから、部材の加工ができる
丸ノコやジグソーは部材のサイズを正確に測って、カットしてから取り付ける。
でもマルチツールは取り付けた後にカットして、サイズ調整ができる。
床板を打ちつけた後に、はみ出た分だけカット。
これは丸ノコやジグソーのような、他の工具ではマネできない。
飛び出た釘の切断や、コンセントプレートの穴あけも得意。
もちろん他の工具と同じように、木材や合板の切断もできる。
ボロ物件のリフォームは、切ったり足したりの繰り返し。
これをすごくカンタンにできるのが、マルチツールだ。
スキマに木材を埋め込んでから、不要な部分をカットする。この作業はマルチツール以外では難しい。
・マルチツールにしかできないこと
壁紙がカッチカチに固まってて、なかなか剥がせない時。
必要なのは、根性かマルチツールだ。
ボクは根性がないので、マルチツールのスクレーパーを使うけど。
どうしても剥がれないカッチカチの壁紙も、スクレーパーでペラペラと剥がせる。
ほかにも抜けない釘を平らに切ったり、木材を2ミリだけカンナのように削ったり。
別の工具ではムズカシいことでも、マルチツールならカンタンに解決してくれる。
抜けない釘は、抜くのをあきらめてマルチツールで切断する。
・マルチツールの弱点
マルチツールの弱点は、ブレードの値段が高い。
純正だと1,000〜3,000円くらい。
お財布には、ややキビシイ。
刃を長持ちさせるコツは、金属と木工をキチンと使い分けること。
木工用で金属を切ると、あっという間に刃こぼれする。
木材の奥に埋まってる釘を、気づかず切ってしまったら最悪。
一瞬で2,000円の刃がダメになって、残念な気持ちになる。
あとブレードも短いので、太い木の切断には向かない。
木の枝を切るときは、レシプロソーのような工具に任せた方がいい。
ジグソー・レシプロソー・トリマーと、木を切るための工具はいくつかある。
でもどれか一つしか持てないなら、マルチツールを選ぶ。
これ1台で、合板・木材・釘・金属パイプ・石膏ボードと、ほとんどの切断に対応できる。
極端に言うと、電動工具はインパクトドライバーとマルチツールさえあれば何とかなるのだ。
自分でリフォームができると、高利回りのボロ物件にチャレンジできる。
マルチツールは、DIY大家に自信と勇気を与えてくれる工具だ。
BOSCHマルチツール GMF50-36
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