今年は『行列に並ばない』という目標を立てた。
コンビニで3人以上が並んでたら、買い物はスパッと諦める。
家族からUSJに誘われたけど、断って1人で留守番してた。
肉食、飲酒、スマホゲームと、これまで「やらないルール」をいろいろ作ったけど
「行列に並ばない」というのは、平日勤務をしているサラリーマンにとっては結構ムズカシイ。
それでも、やってみる価値はある。
なぜなら、お金持ちは行列に並ばないからだ。
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・お金持ちは、他の人と同じ行動をしない
日本で年収3,000万円を超えるお金持ちは、どのくらいいるだろう?
答えは、0.2%未満。
つまりお金持ちは、99.8%の人がやらない行動をしてるってことだよね。
行列に並ぶのは、「その他大勢」と同じ行動をしているということ。
お金持ちから、もっとも離れた行動だ。
行列に並ぶ以外でも、集団で同じ方向に歩くのも同じ。
その一歩一歩が、「貧しい庶民」へと向かっているのかもしれない。
お金持ちを目指すなら、普通の人とは違う方向を向いて、違う行動をするべきだ。
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・行列を避けると時間が節約できる
ボクは勤め人なので、会社に通う。
東京ど真ん中のオフィスまで、電車で向かう。
駅の階段、改札、コンビニ・・・
あらゆるところに「行列の罠」が待ち構えてる。
これらを避けるのは、カンタンだ。
普通の人との時間をずらすだけ。
朝5時半に家を出れば、電車が空いているだけじゃない。
乗り換えもスムーズで駅も店も空いてるので、通勤時間が30分は短縮できる。
会社には2時間前に着いて、物件チェックや、ブログを書ける。
「待ち時間」に浪費してる時間は、ビックリするほど多い。
これを無くすだけで、1日に数時間を生み出すことだってできる。
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・お金持ちは行列を利用する
何年か前に仕事で、福引イベントを開催したことがある。
ショッピングモール内で無料の福引券を配布して抽選に参加できる、よくあるイベントだ。
巨大なガラガラを置いて、横にキャンペーンガールを立たせる。
どんなに「無料」を宣伝しても、最初は誰も参加しようとしない。
ところがオモシロいことに、最初の3人くらいを頑張って並ばせると、それに釣られてどんどん人が続いて、あっという間に30人を超える行列ができる。
人の列は、さらなる行列を呼び込むのだ。
その現象を、上手に利用しているのがスタバ。
ショッピングモールでも、遠くから行列が見えるようにレイアウトして、うまく客を惹きつける。
さらに列の横にも、タンブラーや豆など関連商品を見せるように並べている。
本来であれば行列は、お客様を待たせているので解決すべき問題のはず。
それでもスタバやディズニーランド・人気のラーメン店では、行列を無くそうとはしない。
むしろ、行列は途切れない方が、彼らにとっては都合が良いのだろう。
「行列」は、経営者が利用する最高の営業ツールなのだ。
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多くの人は、行列があるところに、良いものがあると思い込む。
いつも危険が身近にあった原始時代は、集団の中にいた方が生き残る確率が高かった。
他の人と同じ行動を好むのは、大昔に刻み込まれた人間の本能だ。
でも現代では、人と違うことをしていても、滅多に死なない。
むしろ少数のお金持ちが資産を独占する資本主義では、人と同じ行動をしていても絶対に豊かになれない。
お金持ちは、周囲がやらないことをいつも探してる。
「行列に並ばない」のは、その思考にたどり着くための一歩だ。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 [ ロバート・キヨサキ ]
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