激安ボロ戸建て投資の現実!10万円で浴室リフォームDIY

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​築40年越えの、浴室リフォーム。
理想はユニットバスへの入れ替えだけど、70万円はかかっちゃう。
9万円の戸建てに、そんなにかけたくないなぁ・・・
ということで、コストを抑えながら、古いお風呂を新しくしていくよ!

なつかしさが残る、昭和のお風呂


​・モルタルはペンキで白くする​
リフォームの基本は「上から下の順番」だ。
まずはモルタルの天井と壁面上段の塗装。
窓や浴槽、ペンキが付いてはいけない箇所には、​​養生マスカーを貼っていく。

緑色から、白に塗りかえ。
ホワイトはいろんなところに使えるので、10リットル缶で用意してある。
ずーっと塗装ローラーを壁に押しつけてると腕が痛くなるので、サイズを使い分ける。
最初は7インチで全体を塗って、残りの仕上げは3インチ。
9インチ以上のサイズは、重くてツラい。
3時間くらい、ひたすら塗装。
地味で地道な地獄の作業。


・丸石タイルの床を、モルタルで埋める​
古くさい床は、最終的にシートで仕上げる。
まずは下地づくり。丸石タイルはモルタルで埋めてしまう。
40年前は、これが流行りだったのかな?
時代が変わると、当時のセンスはまったく理解ができない。
尖ったデザインにすると、いまから10年後には古くさくなる可能性があるってことだ。
気をつけよう。
ホームセンターで買った、簡易モルタルに水をまぜてコネコネする。
バケツに業務用の厚めのゴミ袋を二重に敷いて作れば、片付けるのが楽だ。
床に流して、コテで整えるだけなので、作業はむずかしくない。

モルタルを敷いた直後。1日放置して乾かす。


​・不要な水道管は、フラットプラグで塞ぐ​
今回は、不要な水道管5箇所(水×3、湯×2)を塞いで、新たに水とお湯を1箇所づつ新設。
不要な水道管はプラグでフタをして、パネルで塞いでしまう作戦だ。
ところが通常のプラグは、飛び出て邪魔になる。
そこで、わざわざ取り寄せたのが​​フラットプラグ​​だ。

通常のプラグ(フタ)は飛び出るので、上からパネルを貼るときに邪魔になる。

これがフラットプラグ。メーカーはカクダイ。
これはどこのホームセンターにも置いておらず、ネットで取り寄せた。
さっそく付けようと思ったが、このプラグを締める12mmサイズの六角棒レンチがない!
近所のコメリには置いてない。
往復1時間かけて、ケーヨーデイツーでゲット。
​​リフォームDIYは、予想しないところで時間がかかる。

この棒のために車で1時間走ることになった・・・
​​

フラットプラグでフタをするとこんな感じ。
まったく飛び出ない。
これで、上からパネルを貼ることができる。

カクダイ フラットプラグ


・タイルにアルミ複合板を貼る​
カッコ悪いタイルに、上からパネルを貼ってしまう。
目地を埋めて下地処理しようとしたけど、モルタルのノリが思ったより悪い。
そのまま強力両面テープとボンドで、接着することにした。
素材のアルミ複合板は、カインズで6枚ゲットした。
根性があれば、カッターでも加工できる。
ボクはラクしたいので、ジグソーでカットしてマルチツールで微調整。


BOSCH GST90BE/N ジグソー​​

マルチツール  GMF50-36

あとは、両面テープとボンドで貼るだけ。

最後に壁との間に、ホワイトのモルタルコーキングを流して埋めた。
手軽につかえて、すごく便利。

目地用樹脂モルタル


​・浴室ドアが、はまらない!?​
浴室のドアがなかったので、思いきって「中折ドア」を買った。

浴室中折ドア
ところが、寸法確認が甘かったのか、浴室の壁面を大きく削らなければ設置できない。
考えに考えて、本来は浴室内側から取り付けるものを、外側から付けることにした。
表裏が反対になってしまうので、浴室の外側にドアが折れる。
防水も甘くなるので、その分コーキングを厳重にやらなければならない。
付けてみたら、意外と誰も気づかないものだ。


​・床にシート貼り​
床シートはサンゲツのPM-4589を、安さで選んだ。

浴室床シート  PM-4589

意外と、貼り付けには苦戦した。
クッションフロアよりもかなり分厚くて重たいし、切るのも大変。
いま考えると、床に直接合わせてカットするのではなく、型紙を作って合わせれば楽だった。
ボンドは、2液を混ぜて固まるタイプを使用。
モルタルに塗ると、ザラザラしていて伸びにくいので、量は余分に用意した方が良い。

東リ バスナセメントEPO 


​・シャワー水栓の取り付け​
新品のサーモシャワーをつける。
屋外にある元栓を締めてから、他の箇所で出なくなるまで水を出し切ってから作業。
説明書通りに取り付ければ、あまり難しいことはない。
10分くらいでカンタンに付けられる。

[BF-WM145TSG]リクシル 

設備の取り付けは、ラクに新しくなるから好きだ。
シャワーフックの取り付けは、モルタルにドリルで穴を開けて、コンクリートアンカーにビス留め。
最後に浴室の全体を、念入りにコーキングすれば完成。

でけた!でけたよ〜!


今回かかった費用は・・・
■水道新設工事:50,000円
■塗装:4,000円
■アルミ複合板:27,000円
■折戸:22,000円
■材料等:7,000円
■床シート:14,000円
■モルタル・コーキング:3,000円
■サーモシャワー:13,000円
かなりザクっと概算だけど、14万円弱。
水道工事がなければ、10万円以内でイケる
作業日数は、延べ3日半くらいかな。
決してラクな作業ではないけれど、ドアの取り付け以外は、それほど難しくはない。
新品のユニットバスほどの美しさはないけど、入居をためらうほどボロくはない。
ま、初めてにしては、悪くないかな?と思う。

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