最近はDIYでも、ほとんどのリフォームはできるようになった。
とはいえ、外注もほどよく使う。
火事の復旧も大工さんにやってもらったし、今でもプロに任せていることもある。
外注はお金もかかるが、良いところもある。
今回は、「ここはプロに任せている」というリフォームについて。
・危険な作業
DIYでは、危険な作業をしないと決めている。
だから高所作業は、自分ではやらない。
屋根や軒天井の修理は、プロに頼む。
建築現場で最も多い事故は「落下」だ。
プロの大工でも屋根から落ちて死んでしまったり、後遺症の残る怪我をすることがある。
職人さんには申し訳ないが、我々は投資家だ。
本当に死んでしまうような致命的なリスクは、多少のお金を投資しても回避するべきだ。
職人さんには申し訳ないが、高いところの作業はおまかせする。
リフォーム中に怪我をしないための記事は、コチラ
・トラブルのリスクが高いところ
入居後の、トラブルになりそうなもの
特に水道管は、外注している。
クロスや床と違って、水道が使えなくなると生活に支障が出る。
プロの仕事なら、そもそもトラブルが起きにくい。
万が一起きてしまった場合も、責任を持って対応してもらえる。
入居者が決まってからDIYで修理をするのは困難だし、トラブルの対応はリフォームよりも費用がかかる。
後の安心のためにも、水道屋さんに任せている。
水道工事をした時の記事は、コチラ
・できない作業
ガス管や電気工事のように、資格が必要な作業はやらない。
無理やり自分でやって、それが元で火災や事故が起きたら取り返しがつかない。
もし無資格での工事が原因で火事になれば、火災保険も影響が出るだろう。
自分で資格を取ってしまえばいいけど、ガスも電気も工事費用はそれほど高くない。
特に安全に関わるところは、プロにまかせている。
・時間がかかる作業
清掃やクロス貼り等、時間がかかるけど安い作業はプロにお願いすることがある。
どこを外注するかは、リフォームの短縮時間と、費用を比較して決める。
たとえば、家賃8万円なら、
物件の完成が1週間遅れると、2万円の損失になる。
週に2日しか作業できないサラリーマンなら、
日給8千円で清掃員を2日間雇って、リフォームの完成を1週間早めた方が、利益は大きくなる。
時間は無限にあるわけじゃない。
いつでも時間とお金を計算しながら、効率の良い投資を進めていきたい。
・技術や知識が身につかない作業
クロスを貼ったり、CFを貼ったり。
自分でもう何度もやっていて、これ以上やってもレベルの上がらない作業は外注することがある。
DIYのメリットに、新しい知識と技術の習得があるけど
同じことを何度やっても、お金を節約するためだけの作業となってしまう。
これじゃ、労働収入と同じだ。
多くの金持ちがしているように、一通りの技術と知識を得たら、
人に任せて、お金で時間を買うべきなのだと思う。
・自分の物件が集中するエリア
物件が複数ある場所では、できるだけ職人との関係を作っている。
大工・水道・電気・内装の職人を探して、完全に分離発注できるチームができている。
こうすれば、大抵のトラブルは電話1本で解決できるし、新しい物件を買うときも安心だ。
しかもリフォーム費用は、管理会社の半分以下だ。
特に、自宅から離れているところでチームを作れれば、遠距離での賃貸経営も苦にならない。
最近は、DIYをやりすぎてる。
それでも、まだ新しい知識や技術を身につけられるし、次の投資資金を作るスピードが早まるので、毎週末、物件に通うわけだ。
でも、どこかで人に任せるべきタイミングが来る。
いまから少しづつでも外注を増やして、職人との関係を作っておく。
それも、将来への投資になるのかもしれない。
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