不動産投資を始めて6年。
普通のサラリーマンだった頃とは、だいぶ日常が変わった。
時には、衝撃の現場に遭遇することもある。
今回は、過去に出会ったトラウマ級の衝撃シーンを振り返る。
・火事で焦げた部屋
投資をはじめて3年目に起きた、アパートの火事。
この体験で学んだことは多く、ボクの投資人生は大きく変わった。
真っ黒に焦げた、壁や天井。
焼けたビニールクロスに消火水をかけた、あの何とも言えない臭いは、いまも忘れられない。
アパートの火事に関する記事は、コチラ
・超ボロ戸建て、ドアの穴
S県A市の、某激安物件。
主要駅ちかくにも関わらず、150万円以下で出ていた。
接道が崖なので、現実的に再建築不可。
ボクも躊躇した、過去いちばんの超ボロ家。
部屋のドアには、ポッカリと謎の穴があいていた・・・
あっという間に売れたらしいが、買った人は大丈夫だろうか?
ボロ物件が大集合!ボロコレの記事はコチラ
・漏水部屋の下で放置された空室
アパートの2階の外国人が、キッチンに油を流して漏水。
修繕費でオーナーと2階の借主が揉めてしまい、空室だった下の階は1年以上放置されていた。
天井クロスが剥がれ、吊り戸は朽ちて、床もカビだらけ。
おかげで格安物件として、手に入れることができた。
いまは綺麗にリフォームされ、新しい住人が暮らしている。
背筋がゾワっとする、リフォーム中のトラウマ記事はコチラ
・放置され続けるヤモリのミイラ
S県K市の、1棟RC。
団地のような造りで、空室は何年も放置されていた。
蛇口からは緑色の液体が出て、キッチンには力尽きたヤモリのミイラが・・・
融資が下りずに断念したが、いまでも売れずに残ってるらしい。
・侵入を拒絶された部屋
母子家庭で引きこもりの息子が、自分の部屋で突然死した物件。
建物は新しかったけど、壁パンの穴が多数あり。
家族の間でも、いろんな問題があったのかもしれない。
部屋のドアにズラッと並んだ掛金を見つけて、背筋がゾワっとした。
母親の侵入を拒絶し、彼は部屋で独り何を思っていたのか・・・
考えると、何ともいえない気持ちになる。
ポルターガイスト物件の記事は、コチラ
不動産は、服や食べ物のように捨てることはできない。
物件には、たくさんの生活の跡が刻まれ、残される。
背比べの柱の傷や、ペットの引っ掻き傷。
そんな「残された思い出」を丁寧に隠してから、次の住民に受け渡す。
ボロ物件のDIYリフォームをしている限り、これから先もそれを見つけるだろう。
できるなら、その「思い出」は美しいものであってほしい。
事故物件に住んでみた! [ 森史之助 ]
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