どんな仕事でも、「名刺」は必要だよね。
大家は多くの人と会うので、これがないと仕事にならない。
実はボク、印刷会社にいたことがあり、名刺くらいはすぐ作れる。
印刷会社に任せてもいいけど、面倒だし修正も時間がかかる。
パソコンやスマホがあればカンタンなので、自分で作っちゃおう。
本日は、「名刺の作り方」を、ちょっとしたコツと一緒に解説。
・用紙の専用ソフトで作る
まずは、名刺専用の紙を買おう。
ネットや家電量販店で、売っている。
ほとんどの用紙には、専用のソフトが用意されていて、無料ダウンロードできる。
名刺を作る時は、用紙にぴったり合わせたデータで作るので、専用ソフトが間違いない。
エーワンの無料ソフト「ラベル屋さん」。操作性はイマイチだけど、名刺を作るくらいなら問題ない。用紙のレイアウトもカンタンにできる。
もしプリンタが無ければ、買っておいた方がいい。
コピー機能が付いているタイプなら、不動産賃貸業でいろいろ使えるのでオススメ。
ちなみにボクがいつも使っている用紙は、エーワンの51815番
切り取ったときに、フチがギザギザにならないので、手作り感が出ない。
エーワン名刺用紙 51815
・はじめてなら、テンプレートがカンタン
はじめて作る人や、デザインやパソコン操作に自信がない時は、用意されているテンプレートを使えばいい。
デザインができているので、名前、住所、電話番号、メアドを変えるだけで完成する。
ソフトの中に、テンプレートがたくさん用意されている。好きなデザインを選んだら、文字を変更するだけで作れる。
・名刺は3種類つくる
ボクは3種類の名刺を作ってる。
それぞれ、こんな感じ。
【①法人用】
業者や銀行に渡す、汎用性の高い名刺。
表:社名ロゴ、名前・連絡先
裏:企業理念や活動内容、物件写真等
【②個人用】
社名の入らない個人名刺。ご近所への挨拶等、警戒心を持たれたくない時に使う。
表:名前・連絡先
裏:物件概要等
【③投資家交流用】
セミナーや懇親会で使う名刺。渡す相手は投資家。
表:名前・連絡先
裏:ブログやツイッターの紹介とQRコード
相手によって使い分ければ、自分を宣伝する効果も上がる。
渡し間違いのないように、色やデザインはそれぞれで変えたほうがいい。
・QRコードを入れる
ブログやツイッターアカウントを知ってもらいたいなら、QRコードが入ってると便利。
「QR」で検索すれば、無料でQRコードを作れるサイトが、たくさん出てくる。
スマホだったら、アプリでも作れる。
印刷した後は、読み込みができるか必ずテストしよう。
投資家交流用の名刺の裏面。QRコードを配置し、検索キーワードを入れている。
・フォントや色にこだわる
名刺のデザインは、自由。
でも、作るからにはカッコよくしたいよね。
そんな時には、フォントと色を工夫しよう。
【フォント】
■明朝体:ド定番のフォント。手作り感が出にくい、無難なフォント。
■角ゴシック:明朝に次いで使われる。サイズが小さく、細い方が名刺向き。Macには良い種類が揃ってる。
■丸ゴシック・その他:柔らかさや、面白さをどうしても表現したい時に使う。扱いが難しく手作り感が出やすいので、オススメはしない。
■英字:明朝系に合わせるならTimes New Roman。ゴシックならCentury Gothicが定番。
【色】
■カラフルにしない:色数は少なく。赤とピンク・青と水色のように同系色でまとめると落ち着く。
■文字は黒か白:文字は色をつけると、読みづらく、手作り感が強くなるので注意。
■グラデーション、縁取りしない:色付きの線や帯はベタがいい。変に加工すると安っぽくなる。
慣れてくると、用紙もデザインも、工夫して作れるようになる。
コツは、名刺を渡す相手に「何を伝えたいのか」を決めること。
まずは、試しに作ってみよう。
難しく考えなくても、大丈夫。
必要な情報があって、受け取った相手が確認できれば、名刺の役割は果たすのだから。
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