丸ノコを使わないで、DIYリフォームする5つの方法

​​​​​​​​​​​​​​​​​丸ノコは怖い。
一瞬のミスで、片手の指を全部なくすこともある。
「やっちまった」と思ってからでは、手遅れだ。
とは言え、DIYリフォームをしていると、木材や合板を切りたい時があるよね。
カッターでは切れない、キッチンパネルを貼りたいときもある。
でも、ご安心いただきたい。
丸ノコを使わなくても、壁も床もパネルも、すべてのリフォームはできる。
本日は、その方法を具体的に解説。


​・ジグソー​
「板」をカットするときに使う。
丸ノコ定規をあてて、直線カットができる。
ブレの少ない良いジグソーなら、定規がなくても真っ直ぐ切れる。
ボクが使ってるのは、ボッシュのGST90BE。もちろん「良いジグソー」だ。

板の線とジグソーの中心線を合わせて、前に進めていくと直線カットができる。
ジグソーを扱うときには、安全ゴーグルが必須。
刃が折れて、飛んでくることがある。
あとは、アタリマエだけど
・動いている刃に触らない。
・切断する物の先に、手を置かない。

・刃を替える時は、コードを抜く。
丸ノコよりスピードでは劣るけど、ゴーグルをしていれば、安全性の高い切断工具だ。

ボッシュ BOSCH GST90BE/N


​・マルチツール​
木材をカットしたり、少しだけ加工する時に便利なのが、マルチツール
直線切りは苦手だけど、取り付けたドア枠や板を削って調整もできる。
飛び出た釘を、切り落とすのも得意だ。
切断ツールでは、もっとも安全で汎用性が高い。
ブレードを交換すれば、ヤスリやスクレーパーにもなる。

固定した部材を「ほんの少しだけ切りたい」ってときは、マルチツールを使う。
最も事故が起きにくい切断工具だけど、安全ゴーグルと、背抜きグローブは着用しよう。

ボッシュGMF50-36


​・セーバーソー​
メーカーによって、レシプロソーとも呼ばれる。
ボクは主に、解体や庭木の剪定で使う。
これで合板や、木材の切断をする人もいる。

トリガーを引いて切るだけ。使い方もシンプル。
普通のノコギリの動きを電動でするので、扱いはカンタン。
まっすぐ切れるかどうかは腕次第だけど、それほど難しくはない。
ボクが使っているのは、マキタの​JR188DZK
​選んだ理由は、片手で扱えるのと、持っていた18Vバッテリーが使えるから。
マキタは本当に、商売の天才だと思う・・・

マキタ JR188DZK


・ホームセンターでカット
木材を売っているホームセンターでは、たいてい安くカットしてくれる。
以前、コメントをいただいた、けっけさん(勝手に記事にしてすみません・・・)が
このサービスで根太と合板を用意し、和室を洋室化をされていた。
事前に正確なサイズを測って、根太5mm・合板2mm短く発注するとのこと。
いざとなれば手ノコで調整もできるし、廃材も少なく済む良い方法だと思う。


​・一部だけ外注​
いちばん最初のリフォームで、使った手法。
和室を洋室化する時に、畳の撤去を自分でやって、
根太と合板は大工さんに張ってもらった。
費用は5万円。
あとは自分で、クッションフロアを貼るだけ。
少しお金はかかるけど、全部を丸投げするより、ずっと安い。


丸ノコの欠点は、ケガの防止が難しいこと。
分厚いグローブや安全具を付けても、扱いを間違えれば、あっさりと体の一部を切り落とす。
その割に、切断スピード以外のメリットは、ほとんどない。
プロの大工なら、リスクがあっても丸ノコを使うだろう。
でも、ボクらは投資家だ。
時間や安全を、お金に変えてはいけない。

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