新築で買ったわが家も、築7年になった。
35年ローンで買った、建て売りの戸建て。
2,500万円フルローンで、月の返済は7万円強。
4LDK、110平米、角地で駐車場2台+α
地方の市街地にで、小学校のすぐ裏だ。
不動産投資をはじめる前に、何の知識もなく買ってしまった。
当然いまなら、同じものは買わない。
けれども、失敗したと思うほど後悔もしていない。
今回は「賃貸」と比較して、「持ち家」の良いところと、悪いところをまとめてみた。
【良いところ】生活が整う
「バビロン大富豪の教え」には、「より良きところに住め」と書かれている。
「住居への支払いは、心を豊かにする投資」だと。
まさにその通りで、新築は床や壁もしっかりしているし、不自由を感じない。
快適な住環境は、気持ちが落ち着くし、投資活動に集中できる。
ボロ戸建てのリフォームから帰ってくると、自宅の窓や扉のスムーズさにホッとする。
「住んでる家は、新築で良かった」と
【良いところ】駐車場がある
埼玉県内で、車が2台停められる貸家は少ない。
でも、新築戸建ての主流は2台駐車だ。
車が1台しかない時は、DIYをしている間は、奥さんが車を使えず困っていた。
DIY大家には、駐車スペース2台分が絶対に必要だ。
【良いところ】賃料と比べて、月の支払いが安い
いまの家を、貸家として借りると月11万円以上はかかる。
それに対し、ローン返済は7万円強。
35年後まで払い続けなければならないけど、投資初期に1ヶ月で4万円の差は大きい。
ここで節約できた数万円が、最初の自己資金の元になったのは間違いない。
【良いところ】不動産の所有が体験できた
投資物件の購入前に、自宅で、不動産取引ができたのは、良い経験になった。
その他にも、内装や設備、物件構造まで、実際に住んでみるのは、いろいろ参考になる。
いま、ボクがリフォームしているボロ戸建ても、住んでいる家を参考に直しているところは多い。
実際に所有してみないと、建物に興味を持つことはできないものだ。
【悪いところ】固定資産税がかかる
不動産を持っていると、どうしても避けられないのは固定資産税。
夏のボーナスは、ほとんど税金だけで消えてしまう。
まぁ、それでも家賃と比較すると、年間支出は持ち家の方が安い。
【悪いところ】住宅ローンが融資に影響する
不動産投資家にとって、これが最大のデメリットと言える。
新築は2,500万円のものでも、買った瞬間にバランスシートにマイナス1,000万円が発生する。
実際に、住宅ローンがあったために、融資を断られた銀行もある。
ただし、「持ち家がある」というのは、住まいが固定され、融資に有利に働く場合がある。
最も理想的なのは、ローン残債がなく持ち家がある状態なのは、間違いない。
「持ち家」と「貸家」の議論は絶えないが、いまの時代なら、中古の戸建てをリノベーションして住むのが理想ではないだろうか?
これまで、多くの中古戸建てを見たが、昭和56年以降の新耐震なら、造りもガッチリしてる。
クロスや床を交換すれば、新築とほぼ変わらないし、
気になるなら、キッチンや建具を交換してもいい。
キッチンや建具まで交換すれば、中身は新築と変わらない。
1000万円程度の中古を、上手に見つけて、300万円かけてリフォームすれば
2,500万円の新築と変わらないクオリティのものは作れる。
ちょっと一手間かけるだけで、1,000万円以上の節約になるなら、やる価値は十分。
そして、なによりもリフォームの過程が楽しめる。
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