敵に塩を送る

苫米地先生から(YouTubeで)聴いた話で、タイガーウッズのエピソードがある。


ある大会での出来事。
タイガー・ウッズがトップ。
ライバルであるジョン・デイリーが2位で決勝ホールを迎える。
デイリーのパットが入れば延長戦、外せばウッズがチャンピオンという場面。
この時ウッズはどう思ったか?
「入れ!絶対に入れろ!」
普通の人間であれば「外せ!」と思っただろう。
しかしウッズは逆に「入れ!」と思った。
ウッズは、自分に匹敵するライバルの評価を高めることで、自分のセルフイメージをさらに高めようとしたのだ。
「こんなところで外すような相手と、最高の実力を持つ自分が接戦になるわけがない」
これがウッズのセルフイメージ。
・・・ というお話。


今、「どうしても欲しい物件」に買付を入れている。
特殊物件により既に3行に断られ、融資が降りるかどうかは、まだわからない。
今は30人ほど手を挙げた中の1番手だが、まだまだ募集は続いている。
「買えるようになった人」から順に決まる高難度の物件。
担当者はまだ現地に行っていないという。
現地写真はまだサイトに掲載されていなかった。
「サイト掲載で使ってください」
そう伝えて、自分で撮影した写真データを業者に提供した。
写真が載れば、きっとさらに候補者は増えるだろう。
ボクは、ライバルを減らすために写真を出し惜しみするようなレベルにはいない。
ボクは絶対に勝ち残ることができるのだから、ライバルは多ければ多い方がいい。
それが今のボクのセルフイメージ。

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