9万戸建てと、35万円の土地。
さっそく「広大な庭付き」として、ジモってみた。
家賃は、当初39,000円のところ、250㎡の土地が追加され+2万円の59,000円で募集。
もしこの値段で決まれば、表面利回りは160%だ!(実質は60〜70%くらい・・・)
「駅歩290分」で、住む人がみつかるか心配だったけど、問い合わせが数件あった。
問題は、まだリフォームができていないこと・・・
せめてトイレだけでも、完成させよう。
ということで、本日は「便器のとりつけ」にチャレンジ!
トイレには何もない・・・
・便器を買う
最近のトイレは、奥の壁から20cmのところに下水管がある。
でも、9万ボロ戸建ては築40年。
最初は、和式便器だったのかな?
下水管が、壁からだいぶ離れてる。
このまま普通の便器を付けてしまうと、奥の壁との隙間がムダにできてしまうため、
位置を調整できる「リモデル」タイプを選ぶ。
リモデルを使えば、下水管を移設しなくても、良い位置につけられる。
買ったのはTOTOピュアレスト(CS232BM+SH233BA NW1 )
リフォームは設備も含め、できる限り白くするので、ホワイトを選んだ。
便器+タンク+洗浄便座+フランジで、約56,000円。
出費がイタいけど、しかたない。
ピュアレストQR TOTO ホワイト
・フランジのとりつけ
「フランジ」は便器側の部品「アジャスター」と下水管をつなぐ連結器。
コイツを配管のサイズに合わせて、組み立てて固定する。
塩ビのパーツに、接着剤をつけて合体。
下水管に物を落とさないよう、周囲を片付けながら作業する。
接着剤のハケも、落とさないように慎重に・・・
TOTO HP430-1フランジ
・止水栓の設置
TOTOの便器は、専用の止水栓がついている。
水に混じったゴミが入らないように、フィルターが入ってるのだ。
いつものごとくブレーカーを落として、井戸水ポンプを強制停止。
古い止水栓をはずしたら、給水管の半分がカルシウムの固まりで詰まってた。
マイナスドライバーで掘り出そうとしたけど、硬くてビクともしない。
しかたないので、電動ドリルでカルシウムを砕く。
DIYリフォームは、こういったトラブルの対応で時間がかかる。
取り付けの手順は、止水栓本体にシールテープを巻いて、スパナで回してつけるだけ。
TOTOの止水栓。カッコいい
・排水アジャスターの組み立て
フランジと同じように、接着剤をつけて、アジャスターを組み立てる。
プラモデルを作るのと、おなじだ。
説明書どおりに作ればできる。
ところが、横引き管の最後の5ミリがどうしても奥までハマらない。
5ミリ程度なら大丈夫だとは思うけど、念のためコーキングでスキマを埋める。
組み立てたら、フランジに乗せてビス留め。
床の下地が合板なので、どこでもビスが打てる。
・便器の取り付け
ついにメインイベント。
便器を排水アジャスターに取り付ける。
ガンダムの、空中合体シーンを思い出す。
アムロ『コアチェンジ、ドッキングゴー!』
作業はカンタンだ。
上からピッタリの位置に乗せて、ビス留めするだけ。
ただ、便器がかなり重い。
30kgくらいあるのだろうか?落としたりブツけると割れてしまうので、気をつかう。
ブライト『遅いな、もう4秒短くだな・・・』
便器の周りは、一応コーキングする。
・タンクをつける
タンクも難しいところは、何もない。
あらかじめ組み立てられたボールタップ(水を流したり、量を調節するユニット)を陶器のタンクに入れて、便器に固定するだけ。
工具を使うところ、使わずに手で作業するところも、親切に施工説明書に書かれている。
手洗い器は、タンクの上にのっけるだけ。
・洗浄便座の取り付け
洗浄便座は、パナソニックのビューティートワレ、CH931SWS
ホワイトで探したら、これがいちばん安かった。
便器に固定板を付けたら、本体をカチっとはめて、
タンクと洗浄便座の、給水ホースを止水栓につなぐだけ。
シールテープを貼る必要もない。
最後にコンセントとアースを取り付けて、できあがり。
CH941SWS パナソニック温水洗浄便座
・備品の取り付け
最後に、トイレに欠かせない「タオルハンガー」と「トイレットペーパーホルダー」の取り付けだ。
タオルハンガーは、手洗いのすぐ横1100〜1200mmの高さに。
ペーパーホルダーは、便座先端から60mm、高さ700mmと決まってる。
でも実際に便座に座ってみて、位置を決めれば良い。
ボクは10cmくらい低い方が、使いやすい。
あと、壁が石工ボードなら、迷わずボードアンカーを使うことをオススメする。
下地を作る人は、備品の取り付けまでは考えてくれない。
ビフォーアフター。トイレがキレイだと、住みたくなる。
TOTOの便器は「位置決めシート」という便利なものまでついていて、説明書も親切。
手順通りにやればカンタンだ。
さらに今回は、床も止水栓も、取り付ける便器も、触れるところは、すべて新品。
汚れを気にせず作業できて、プラモデルみたいで楽しかった。
完成したときの満足度も、なかなかのものだ。
1/1スケールの、「トイレ」の組み立てキット。
みなさまにも、ぜひチャレンジしていただきたい。
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