穴のあいた天井、DIY張り替え(前編)

すこーしづつ、地道に再生を進めている​9万円戸建て​。
残置物をかたづける​前に、雨漏りの元である、​2階のベランダに防水処理​をした。
いまは室内が一通り片付いたので、ついに本格的にリフォームの開始だ。
今回は、穴の空いた天井を直すよ。

雨で天井が溶けて、穴があいている。
穴のところだけ、張り替えたいな。
いまと同じ天井材があれば、いいのだけど・・・ 
どこにもない!!
仕方がないので、一部屋まるごと天井を張り替えることにした。
手間はかかるけど、値段が安い9mm石膏ボードにしよっと。


★元の天井を解体する
張り替え前に、元の天井を全部はがす。
バールを使って、ひたすらベキベキとはがす。
手を止めずに、できるところを少しづつでも解体していくのがコツだ。
天井材と下地の間に、ベニヤが釘打ちされていたので、手間取った。
ぜんぶはがすのに、3時間くらいかかったよ・・・

はがした後で、釘を全部抜く。ここまではバール1本でできる
天井の作業には、小ぶりで軽いバールが良い。

バクマ工業 ちょーかるバール 600mm


★下地を作る
もともとの下地は、間隔がバラバラ。
54cm・・・42cm・・・う〜ん、規則性がないなぁ・・・
40年前の建築って、こんなに適当なの??
石膏ボードの幅に合わせて、足りない部分を補強。
使ったのは40×30mmの木材
ジョイフルホンダで、12本セット。

築14年のステップワゴンに木材を積んだところ。3列シートをフルに使えば、3000mmも運べる
下地のカットには、マルチツールを使うよ。
「丸ノコを使わない主義」​ってのもあるけど、手軽だし作業もラクだ。

マルチツール スターロックマックス セット GMF50-36 +34ASkit 


★石膏ボードを貼る。
下地ができたら、石膏ボードを貼っていく。
薄い9mm厚でも、1枚の重さは11kgある。
1人で持ち上げて貼るのは無理があるので、半分にカット
910×910mmの正方形のボードを作り、貼っていく。

カッターで何度か線を入れて、パキッと折ればカットできる。
カットしたら、ボードかんなでキレイキレイしよう。
普通のカッターの刃をセットして使える、リーズナブルタイプ。

【タジマ】ボードカンナ180 平45《TBK180-H45》赤
石膏ボードは、下地の木材にビス打ち。
ここで便利なのが、オートパックスクリュードライバーだ!
ボードを抑えながら、片手で連続ビス打ちができる。

ボードに先端を当てて押し込むだけで、ビス打ちができる。使用したのは28mmロールビス
最初は、エアビス打ち機の導入を考えたのだけど、コンプレッサーの保管に場所を取るのがイヤなので、電動のものにした。
(もう部屋のクローゼットが、工具でいっぱいなのです・・・)
ボクが使っているのは、マキタの6841R
これがメッチャ良くて、ホームセンターに売っているロールビスが使える。
エア工具ほどの速打ちはできないけど、1本2〜3秒くらいのペースでは打てる。
手軽だし、値段も安い。
これさえあれば、天井も床も貼り放題!の無敵ツール。

マキタ オートパックスクリュードライバ 6841R


★パテで下地処理
ボードを貼り終えたら、クロスを貼るための下地処理をする。
ボードとボードの間とビス穴を、パテで埋めていく。

隙間とビス穴に、パテを盛ったところ。乾燥させながら、2〜3回に分けて作業する。
使ったパテは、ド定番のセメダイン。

セメダイン かべパテ 1Kg|塗料・補修用品 補修用品 パテ


ここまでの作業で、木材やボードの買い出し含め、3日もかかってしまった。
石膏ボードも半分にして軽いとはいえ、1枚あたり5.5kg。
ふだん、あまり運動しないので、何枚も貼ると筋肉痛になる。
あとはクロス貼りと、廻縁(まわりぶち)の取り付けだ。
次回につづく。

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