ここ8年ほど「肉」をたべていない。
牛・豚・鶏・羊と全部だ。
原材料に含まれる食品も、すべて避けている。
これから先も、これらを口に入れることは無いだろう。
今回は自己紹介も兼ねて、肉をやめた理由と、やめてから変化したことを書いてみる。
※不動産投資と関係のないテーマなので、ご興味のない方は読み飛ばしてください
きっかけは大震災
福島で原発の事故がおきた時、避難区域には多くの動物がとり残された。
その中で、食肉用の牛たちが、野生化している映像をテレビで見たときのこと。
女性コメンテーターが、「かわいそうですね」と言ったことに違和感があった。
ん?かわいそう?
こいつらは原発事故があったから、殺される運命から逃れ、自由になったのでは?
そこから彼らの過酷な運命に、興味をもったことが、はじまりだった。
あまり信じてもらえないけど、肉を食べなくなってから、牧場に行くと牛たちが寄ってくるようになった。
彼らは、実はわかっているのかもしれない・・・
知らなかったことを知る
ボクは、物を作る人間だ。
完成品が、どうやって作られたのかに興味がある。
それが食卓に並ぶ「料理」に、フォーカスした。
ボクが好きだった、トンカツやステーキ、からあげ
調理方法、材料。そして、原材料がどこで作られ、どのように加工されるのか・・・
これまでタブーだったことも、インターネットで簡単に知ることができるようになった。
あえてここでは書かないが、予想もしなかった内容でショックを受けた。
「いけないな、これは・・・」
ただ、そう思った。
迷った時期
しばらく考えた。
「いけない」なら「やめる」しかない。
やめると、自分の生活は大きく変わるだろう。
やめたら、どうなるんだ?
どうなるか、わからない、怖い・・・
人は「わからない」ことに、恐怖を感じるようにできている。
2週間くらい迷って、決めた。
「もう肉は、食べない」
8割以上の食品が、食べられなくなる
まず、ルールを決めた。
「子育てする動物」を食べるのをやめよう。
子供を食べれば親が悲しむし、親を食べれば子が困る。
だから今も、魚は食べている。
まぁ、これは自分勝手なルールだ。
スーパーで買い物をする時には、原材料を必ず見るようになった。
インスタント食品は、ほとんど食べられない。
スナック菓子もダメだ。
好きだった、コンソメ味のポテトチップスや、チキンラーメンも、
もう一生、口に入れることはない。
良かったこと
肩こりがなくなった。
肉を食べなくなったからかどうかは、正直なところわからない。
でも、もう何年もこらない。
あとは「何かを、やめることによる変化」が怖くなくなった。
スマホゲーム、酒、ポイントカード、太いズボン・・・
どれもやめてから、人生が良い方向に変わったけど、肉をやめることに比べればカンタンだった。
これからもボクは、常識にとらわれることなく、
何でもやめることができるし、自分を変化させることができる。
悪かったこと
人づきあいで外食をする時に、食べられるものがなくて困ることは多い。
忘年会で5,000円の参加費を出して、何も食べられないこともあった。
ただ、この悩みは食べる量を半分にしてから、だいぶ解消した。
食べなくても平気になったし、参加費がもったいないと思う宴会には、そもそも行かないことにしている。
これからの世の中
自分がそうなって気づいたけど、実は「肉を食べない人」は、たくさんいる。
だからほとんどの外食チェーン店には、肉を使わないメニューがある。
マクドナルドのフィレオフィッシュ、すき家のネギトロ丼、などがそうだ。
そして最近になって、積極的にそういったメニューを前面に出す店が目立ってきた。
ベジタリアンの中では有名な、T’sレストランをはじめとして
ソイパティが選べる、モスバーガー。
ドトールでも、植物原料のハンバーガーを売り始めた。
インターネットの普及で、多くの人が食肉業界の現実(タブー)を知ることになった。
肉を食べない人も、その需要に応えるビジネスも増えているのだ。
これから先進国を中心に、この流れが加速すると思っている。
国民の25%がベジタリアンのインドが、経済大国になることも後押しになる。
ボクはもう8年たって「肉を食べたい」という気持ちは無くなった。
皆さまも、「時代の最先端」に立って、自分を変えてみてはいかがだろうか。
世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 [ 津川 友介 ]
不動産投資ランキング
コメント