自宅から遠いエリアの不動産投資。良いこと悪いこと

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​自宅から片道280kmのエリアに、アパートが2棟ある。
高速を使っても、車で3時間半かかる。
1棟目がたまたま静岡で、2棟目を地元の業者さんから紹介してもらった。
投資を始めるまでは、縁もゆかりもない土地。
現地には何度も行って、地元の業者さんとも仲良くなった。
この遠距離アパートを、買ってから5年たつ。
今日は、自宅から遠いエリアの不動産投資について、思いつくまま書いてみる。


​・遠距離(郊外)の物件は安い!​
条件が一緒なら、家から近い物件を買うに決まってる。
それでも遠いところを選ぶのは、安いから。
投資不動産は一般的に、都心から離れるほど利回りが上がる。
静岡のアパートは、埼玉の同じ家賃のものより800万円安かった。
800万円あれば、400往復の交通費になる。
そんな単純計算で、最初の1棟目を選んだ。
いま考えるとオソロシいけど、そのくらいの勢いがないと不動産投資なんてできないのかも。


​・交通費がかかる​
リフォームをDIYすると、工務店で80万円かかるものを30万円で直せる。
でも交通費でさらに30万円かかる・・・

その費用を計算しても安いなら、購入するのは全然アリ。
高速は沼津までにして一般道を走れば、往復6,000円の節約。
10往復で、6万円の支出を減らせる・・・
こんな涙ぐましい工夫で利益が出せるのも、遠距離の物件ならでは。


​・エリアは、日帰りできる範囲まで​
ボクが物件を買うのは、車でギリギリ日帰りできるエリアまで。
自宅は埼玉だから、片道4時間以内くらい。
大阪や仙台より向こう側は、どんなに安くても(いまのところは)買わない。
突発的なトラブルがあると、どうしても日帰りしなければならないことがある。
そんな時に、電車や飛行機に乗りたくない。
工具を車に積んで家を出て、そのまま物件まで行って日帰りできる距離がいい。


​・自主管理が難しい​
遠距離のアパートだけは、管理会社にお願いしてる。
埼玉と茨城の戸建ては、自主管理だ。
トラブルが起きても、距離があるとすぐには行けない。
ただ、管理料は払っているものの、修繕の手配は自分ですることがほとんど。
現地で職人を集めて、チームを作ってあるので、ほとんどのことは対応できる。
管理会社を入れてるのは、いざという時の保険だ。


​・交通事故のリスクが高くなる​
車で、往復7時間。
高速道路も使う。
空室リフォームが入るとDIY大家は、毎週末のように車で長距離を走る。
運転は好きだから、苦にはならないけど
無理すれば眠くなるし、交通事故のリスクは増える。
幸いにも、物件との往復で事故に遭ったことはないけれど、安全運転にはかなり気を遣う。


​・移動しながら勉強する
物件までの移動時間は、勉強系のYouTubeを流し聴きする。
有料のプレミアム会員になれば、マップ表示をしながら音だけ連続再生できるので便利だ。
最近ハマってるのは、苫米地英人先生の公式チャンネル。
不動産投資を始めた頃は、峯島社長が毎日配信してた不動産投資の動画を聴きまくってた。
やや業者よりな内容だけど、当時はすごく勉強になった。


​・旅行気分で楽しい​
遠くの物件を持つと、その地域に詳しくなる。
現地ではほぼ外食になるので、地元のお店を楽しめる。
以前は物件に泊まり込みでリフォームしてたけど、最近はホテルに泊まることが多い。
ビジネスホテルでも、ちょっとした旅行気分だ。
贅沢して、高級ウナギを食べたり、良いホテルを選んだり。
自宅から離れたエリアでDIYリフォームすると、週末が楽しくなる。

浜名湖沿いのウナギの美味しいお店は、不動産屋のおねえさんに教えてもらった。
お泊まりリフォームで、星野リゾートに泊まった記事は​コチラ


​・やる気がない日も頑張れる​
近所の物件を買って気づいたけど、家からあまり近いと気分が乗らない。
リフォームも、午後からダラダラと始めることが多い。
適度に距離があれば、朝5時に起きて、とりあえず車に乗って物件に向かう。
お金をかけて現地に行くので、サボらず頑張ってリフォームする。
遠距離物件のリフォームは計画的に時間を決めて動くので、かえってムダがない。


最近は在宅ワークで、家にこもる日が多い。
インターネットで買い物や食事が注文できると、玄関から一歩も出なくてよくなる。
そんな時代だからこそ、遠い物件には魅力がある。
これまで知らなかった土地にも詳しくなるし、行動範囲が広がって成長できる気がする。
安くて利益が出せるなら、距離が離れててもいい。
良い物件なら将来は売却して、家の近くに買い替えてく戦略だってある。
ほどほどに遠い物件は、悪くない。
むしろ、楽しいことの方が多いかもしれない。

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