銀行での融資契約は、不動産投資の醍醐味のひとつだと思う。
目標のひとつだったプロパーローンが通り、S銀行の支店を訪問。
連帯保証人のナターシャも一緒だ。
ある地方都市にある支店なのだが、目の前の駐車場が高い!
12分400円て・・・
2時間いたら4,000円じゃん。
ケチって300mほど離れた公園の駐車場に30分280円で停めて歩くことにした。
(これから1,000万円以上の契約をするのに・・・)
ある一定の収入を超えると、こういうの気にしなくなるのだろうけど、まだそのステージには立てていない。
それに不動産投資って細かい経費が大量に積み重なるので、こういうのが大事だったりする(と言いわけしてみる)
今回購入の2棟目アパート 1棟目から300mの位置にある。
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銀行に着いたのは、約束の時間の10分前。
早すぎず、ギリギリでもない。
不動産投資でもしていなければ一生入ることのない、銀行の奥の応接室。
テーブルも椅子も高そうで、明らかにこの部屋だけ造りの予算が違う。
(天井はジプトーンだけど・・・)
まずは銀行担当者と司法書士先生にご挨拶して、地元銘菓「いるまんじゅう」を渡す。
1棟目と同じ方々だったので、早々に契約手続きを始める。
担当者から大量の契約書や申込書やらをテキパキと渡されて、手が痛くなるほど自分の名前と住所を書いていく。
最後に実印を、朱肉と書類間にひたすら往復させる。
1時間半ほどかけて、やっと儀式が終了。
ナターシャはちょっと眠そうだった。
担当者と軽い雑談の後、席を立って帰ろうと応接室を出たその時・・・
デスクに向かって座っていた行員の皆様が、一斉に立ち上がり、こちらに深々とお辞儀してきたのだ。
素直に嬉しく感動したのだが、直後、本当の意味に気づいて恐ろしさを感じた。
彼らは単に挨拶をしているわけではない。
「あなたを信用して貸したお金を、最後までちゃんと返してくださいね」
そう借主にプレッシャーを与えているのだ。
より一層、重い責任を感じつつ、銀行から逃げるように離れた。
ここからが18年の融資期間のスタート。
頑張らねば。
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