丸ノコは怖い。
一瞬のミスで、片手の指を全部なくすこともある。
「やっちまった」と思ってからでは、手遅れだ。
とは言え、DIYリフォームをしていると、木材や合板を切りたい時があるよね。
カッターでは切れない、キッチンパネルを貼りたいときもある。
でも、ご安心いただきたい。
丸ノコを使わなくても、壁も床もパネルも、すべてのリフォームはできる。
本日は、その方法を具体的に解説。
・ジグソー
「板」をカットするときに使う。
丸ノコ定規をあてて、直線カットができる。
ブレの少ない良いジグソーなら、定規がなくても真っ直ぐ切れる。
ボクが使ってるのは、ボッシュのGST90BE。もちろん「良いジグソー」だ。
板の線とジグソーの中心線を合わせて、前に進めていくと直線カットができる。
ジグソーを扱うときには、安全ゴーグルが必須。
刃が折れて、飛んでくることがある。
あとは、アタリマエだけど
・動いている刃に触らない。
・切断する物の先に、手を置かない。
・刃を替える時は、コードを抜く。
丸ノコよりスピードでは劣るけど、ゴーグルをしていれば、安全性の高い切断工具だ。
ボッシュ BOSCH GST90BE/N
・マルチツール
木材をカットしたり、少しだけ加工する時に便利なのが、マルチツール
直線切りは苦手だけど、取り付けたドア枠や板を削って調整もできる。
飛び出た釘を、切り落とすのも得意だ。
切断ツールでは、もっとも安全で汎用性が高い。
ブレードを交換すれば、ヤスリやスクレーパーにもなる。
固定した部材を「ほんの少しだけ切りたい」ってときは、マルチツールを使う。
最も事故が起きにくい切断工具だけど、安全ゴーグルと、背抜きグローブは着用しよう。
ボッシュGMF50-36
・セーバーソー
メーカーによって、レシプロソーとも呼ばれる。
ボクは主に、解体や庭木の剪定で使う。
これで合板や、木材の切断をする人もいる。
トリガーを引いて切るだけ。使い方もシンプル。
普通のノコギリの動きを電動でするので、扱いはカンタン。
まっすぐ切れるかどうかは腕次第だけど、それほど難しくはない。
ボクが使っているのは、マキタのJR188DZK
選んだ理由は、片手で扱えるのと、持っていた18Vバッテリーが使えるから。
マキタは本当に、商売の天才だと思う・・・
マキタ JR188DZK
・ホームセンターでカット
木材を売っているホームセンターでは、たいてい安くカットしてくれる。
以前、コメントをいただいた、けっけさん(勝手に記事にしてすみません・・・)が
このサービスで根太と合板を用意し、和室を洋室化をされていた。
事前に正確なサイズを測って、根太5mm・合板2mm短く発注するとのこと。
いざとなれば手ノコで調整もできるし、廃材も少なく済む良い方法だと思う。
・一部だけ外注
いちばん最初のリフォームで、使った手法。
和室を洋室化する時に、畳の撤去を自分でやって、
根太と合板は大工さんに張ってもらった。
費用は5万円。
あとは自分で、クッションフロアを貼るだけ。
少しお金はかかるけど、全部を丸投げするより、ずっと安い。
丸ノコの欠点は、ケガの防止が難しいこと。
分厚いグローブや安全具を付けても、扱いを間違えれば、あっさりと体の一部を切り落とす。
その割に、切断スピード以外のメリットは、ほとんどない。
プロの大工なら、リスクがあっても丸ノコを使うだろう。
でも、ボクらは投資家だ。
時間や安全を、お金に変えてはいけない。
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