ゴールデンウィーク、DIYフルリノベ合宿
3日目に続き、4日目
6日間の合宿も、あっという間に半分が過ぎた。
今朝は朝食の時間をずらして、混雑を回避。
7時や7時半ではなく、7時20分とか半端な時間だと空いている。
また今日も、DIYな1日が始まる。
・内装の打ち合わせ
今日は朝から内装業者と打ち合わせ。
クロスやCFは、できるだけ外注する。
完全に覚えたことを繰り返すのは、単なる作業になるから。
いまのうちから歯を食いしばって、「お金で時間を買う」ことを覚える。
火事の復旧のときから、お世話になっている内装業者S氏。
ステップワゴンに積んである、大量のマキタを見て
「ソーリムさんって何屋さんなんですか?」と驚いた顔で聞いてきた。
「普通の、IT系のサラリーマンですよ」
と答えるが、まったく説得力がない。
・洗面所の床を解体
本日のメインディッシュは、洗面所。
水道屋が給湯配管をできるように、床を剥がす。
まず、洗面台の撤去から。
ジモティーで「あげます」した中で、洗面台だけは問い合わせが無かった。
もっと、欲しがられるものだと思ってた・・・
6本のビスを外して、鏡台を外す。
水道の元栓を閉めて、止水栓を外し、排水ホースを引き抜いたらそのまま持ち上げて撤去。
慣れれば、5分かからない作業だ。
クッションフロアを剥がすのは、予想よりも楽だった。
スクレーパーを上手く使いながら、ペリペリと剥がして行く。
角利産業の皮スキは、使いやすくてオススメ。
角利産業 皮スキ Y型 直
あとはマルチツールで床に穴を開けて、バールで床をベキベキと剥がすだけ。
バールに関する記事は、コチラ
・洗濯パンの撤去にてこずる
洗濯パンも、汚れていたので交換する。
排水口を外すのに、メッチャ手間取った。
部品が固すぎて、ぜんぜん回らない。
外し方が間違ってないか心配になり、YouTubeで確認。
やり方は合っていたので、バールとハンマーを上手く使って、なんとか外す。
スマートフォンがあれば、大抵のトラブルには対処できる。
これがなければ、素人のボクがDIYリフォームなんてできなかっただろう。
・洋室化のふすま処理
本日の昼食は、和食屋で金目鯛の煮付けを食べた。
食後のコンビニアイスと昼寝をしてから、午後の現場に向かう。
金目鯛の煮付け。ちょっと高くて贅沢だけど、おいしい。
和室を洋室化するときに、悩むのがふすまの処理。
今回は手間をかけずに、そのまま上からクロスを貼る。
取手は洋風に付け替えるのだけど、そこで問題になるのは引き手の丸い穴。
これは引き手の金具を反転させてはめ込めば、穴を塞げる。
覚えておくと、ちょっと便利なテクニックだ。
・廃品回収の軽トラとカーチェイス
廃材をどうするか、ずっと悩んでた。
産廃業者は、みんなお休み。
埼玉に帰国するまで、あと3日しかない。
そろそろ本気で考えないと・・・
そんなとき、窓の外から女性のスピーカー音声がきこえてきた。
「冷蔵庫、洗濯機、家電など・・・」
廃品回収車だ!!
すぐに外へ飛び出し追いかけようとしたら、ちょうど佐川急便が換気扇を届けにきた。
ちょ・・ま・・、サイン?サインね。
あわててサインして、ステップワゴンに乗り込む。
これを逃したら、もうチャンスはないだろう。
アナウンスの声が、近づく。
見つけた!
200mほど走って、軽トラに追いついた。
後ろから、クラクションで合図する。
止・ま・れー!(プ・プ・プー!)
煽られたと思った回収車が、スピードを上げて逃げる。
(そりゃそうだ)
必死に手を振って止めようとするが、気づいてもらえない。
しばらく走って、やっと横付けできた。
窓を開けて、叫ぶ。
「廃品回収お願いしますー!」
気づいてもらえた頃には、アパートから500mほど離れていた・・・
・タタミの処分費、洗面台の処分費
廃品回収のお兄さんに、現場に来てもらう。
まずは、タタミの査定。
「いつもいくらくらいで処分してます?」
と聞かれたので
「埼玉の地元で、1枚50円くらいかな」
と適当に答えた。
(ホントは1枚あたり1,500〜3,000円かかる)
すると
「6枚で5,000円ですね」
との回答。
「安い」と心の中でニヤニヤしながら、難しい顔をしてやり過ごす。
続いて、洗面台。
見た瞬間に
「1万5000円ですね」
と言われた。
「こんなの解体しちゃえば、ただの板なのに」と思いながら、難しい顔をする。
その場ですぐに現金5000円を渡し、タタミだけ引き取ってもらうことにした。
洗面台はバラせば楽に運べるし、700円で処分できるので後でいい。
タタミがこの値段で無くせるなら、大収穫だ。
「タタミを回収するのは、初めてですよ」
お兄さんが言う。
「そうなんですね、助かりました」
たぶん赤字になるだろうな・・・と思いながらも、黙って笑顔で見送った。
・コンセントプレート交換
電源コンセントプレートは、フルカラーとコスモの2種類がある。
規格を合わせないと、カバーがピッタリはまらず段差ができる。
ちなみに今回のアパートはフルカラー。
近くのナフコやカインズでは、「ミルキーホワイト」というダサい色しかないのを知っていたので、2日前に「ホワイト」をネットでポチっておいた。
30年以上前の物件なので、コンセントプレートも茶色く劣化してる。
カバーを替えるだけで見栄えがよくなるので、すべて交換する。
このコンセントプレートのダサいデザインも、昔はモダンだったのだろうか?
人のセンスは30年で、これほど変化するのだろうか・・・?
今日の晩ご飯は、物件から徒歩1分のガスト。
このアパートを買ったのは、大手チェーン店が集まる立地が気に入ったからでもある。
この街は、2年後に大手メーカーの工場ができ、産業道路も通る。
建物さえしっかり維持できれば、土地は良いので安泰だ。
将来のために、ここでしっかり建物を作り込む。
のこり2日、がんばろう。
つづく
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