最も簡単に人生を変える方法　〜投資家になったワケ〜

今から6年前、ボクはトップ営業マンだった。
誰もが知っている某上場企業の、数百人中の全国トップ。
表彰もされたし、ボーナスも誰よりももらった。
仕事はすごく楽しかったし、売上げを伸ばすアイディアもどんどん出てくる。
自分の天職だと思った。
元々は派遣会社の契約社員だったが、正社員になって年収がどんどん上がり、生活に余裕が出てきた。
新車を買い、結婚もして、子供も生まれ、新築戸建てをローンで買った。
ある日、書斎のイスに腰かけて天井を見ながら考えた。
「このまま今のペースで勤めていれば、ローンも繰り上げ返済しながら不自由なく生きられるな・・・」
そう頭に浮かんだ瞬間、一気にモチベーションが下がった。
これまでに夢だった平均以上の生活が手に入り、何のために頑張ればよいのか、わからなくなってしまったのだ。
「これはいかん」
そう思い、新しい目標を立てようと思った。
簡単には手に入らない、大きな大きな目標が必要だ。
もう1軒、大きな家を建てよう！
アイアンマンのトニースタークの家みたいな豪邸が欲しい！

トニースターク邸
インターネットから豪邸の写真を拾って、何枚か印刷した。
そして、ホームセンターから買ってきたハレパネに貼り、書斎の壁にペタペタと貼ってみた。
新たな目標を持ち、しばらくはモチベーションを維持しながら仕事を続けることができた。
〜〜〜
ところが壁の写真を眺め続けて、半年くらいして気がついたんだ。
（もっと早く気づいて！）
「この豪邸って、今のままじゃ無理かもしれない・・・」
会社の上司たち、課長も部長も本部長も、誰もこんな家には住んでいない。
多分、役員になっても難しいだろう。
（ちなみに社長の家はトニースタークより大きい・・・）
「やり方を変えないと」
そう気づいてから、ボクの人生は変わった。
当時のマネーリテラシーはゼロ。
まずは、お金の本をたくさん読んで、豪邸を手に入れる方法を探し続けた。
そして「投資」を見つけたボクは「投資家」になることに決めた。
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ボクがラッキーだったのは、ホントに偶然だったけど「目標を部屋の壁に貼った」こと。
人生を変えたいなら、今の生き方では手に入らない目標を壁に貼るだけでいい。
それだけで人生は本当に変わる。簡単だ。
この事は（後で知ったが）「金持ち父さん貧乏父さん」にも書いてある。
それ以来、定期的に壁の写真は追加したり入れ替えたりしている。

スーパーカーや豪邸の写真。目標をつねに脳に刻みこむ。
チャレンジしていると、たくさんの困難が待ち受けている。
この豪邸やスーパーカーたちは、そんな困難を乗りこえるための力になってくれる。

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